DeCKの製品仕様及び性能一覧
DeCKの製品仕様及び性能をご紹介いたします。
全て標準仕様での表記となります。
DeCK脱脂洗浄剤
素地調整で生じた塗膜カスや、塗膜の付着を阻害する排気ガスや油分等の汚れを除去する。
混合比 | 原液のみ |
---|---|
使用方法 | 刷毛・ローラーで塗ることもできますが、必ず清浄なウエスで拭きあげ作業を行うこと。 |
塗布量 | 0.05kg/㎡ |
容量 | 15kg缶・3kg缶 |
DeCKプライマー
タンニン酸等のキレート剤を配合した特殊プライマーで、錆に浸透することで赤錆から黒錆へ転換させ、不働態膜を形成する効果がある。
混合比 | 主剤:硬化剤=4:1(希釈なし) |
---|---|
使用方法 | 刷毛・ローラーのみ |
塗布量 | 0.15kg/㎡(耐候性鋼材・支承部・ブラスト面:0.25kg/㎡ |
容量 | 15kgセット・5kgセット |
DeCK下塗り
DeCKプライマーとDeCK上塗りを繋ぎ合わせる特殊変形エポキシ樹脂下塗塗料。また、耐食性や耐水性もよく、錆転換を阻害する空気や水等の因子を遮断する。
混合比 | 主剤:硬化剤=9:1 |
---|---|
使用方法 | 刷毛・ローラー・エアレス塗装 |
塗布量 | 刷毛・ローラー(0.2kg/㎡)、エアレス塗装(0.24kg/㎡) |
容量 | 18kgセット・5kgセット |
DeCK上塗り
従来の30㎛の中塗り(エポキシ樹脂・ウレタン樹脂)と25㎛の上塗り(ふっ素樹脂)の仕様よりも耐候性が優れている55㎛の超厚膜形ふっ素樹脂上塗塗装。
混合比 | 主剤:硬化剤=9:1 |
---|---|
使用方法 | 刷毛・ローラー・エアレス塗装 |
塗布量 | 刷毛・ローラー(0.18kg/㎡)、エアレス塗装(0.23kg/㎡) |
容量 | 16kgセット・4kgセット |
DeCK専用シンナー(下塗り・上塗り用)
使用方法 | 下塗り・上塗りへの希釈剤 |
---|---|
容量 | 16ℓ |
安全上の注意点
・引火性があるため、熱源や火花から隔離すること。
・塗装中、乾燥中ともに換気をよくすること。
・DeCKプライマー及びDeCK下塗りの主成分であるエポキシ樹脂及び硬化剤は、皮膚及び粘膜に対する刺激作用があるため、吸入したり、直接皮膚に触れると中毒や炎症を起こす恐れがあるので、注意して使用すること。
・取扱い中はできるだけ皮膚に触れないようにし、有機ガス用防毒マスク、保護メガネ、保護手袋、長袖の作業着を着用すること。
・材料の安全内容については、SDS(安全データシート)を参照のこと。
保管方法
・火気に近づけないようにし、子供の手の届かない所に保管すること。
・屋内の一定の場所を定めて密栓し、直射日光、高温(40℃以上)、高湿、凍結(0℃以下)を避けて保管すること。
応急処置
火災の場合、消化するために粉末、二酸化炭素、泡、乾燥砂、耐アルコール性泡消火剤を使用すること。
応急措置
・吸入した場合は、被災者を直ちに空気の新鮮な場所に移す。呼吸停止又は呼吸が弱い場合は、人工呼吸を行う(衣類を緩め気道を確保する)気分が悪い時は、医師の手当て、診断を受けること。
・皮膚に付着した場合は、汚染された衣類、靴等を速やかに脱ぎ捨てる。多量の水又は石鹸水で十分に洗い流す。汚染された衣類を再使用する前には洗濯すること。皮膚刺激又は発疹が生じた場合は、医師の手当て、診断を受けること。
・目に入った場合は、直ちに清浄な流水で15分間以上洗眼する(容易に取り外せる場合はコンタクトレンズも外す)。目の刺激が持続する場合は、医師の手当て、診断を受けること。
・飲み込んだ場合は、無理に吐き出させない。揮発性液体なので吐き出すと危険性が増す。意識がない場合は、口から何も与えてはならない。医師の手当て、診断を受けること。
廃棄
内容物や容器を法令に従って適切に廃棄すること。
適用条件(各材料共通)
・気温5℃以下、湿度85℃以上の環境条件下では使用しないこと。また、天候によりその可能性が予想される場合も使用しないこと。
・湿潤面、没水面については乾燥を確認後施工するとともに、すべての工程が完了するまでその条件を守り続けること。